鶏の一生

今回は「たまご」が「孵化(ふか)」してから「成鶏」(大人の「鶏」)になるまでの 過程を順を追って見ていきたいと思います。最後は少し切ないですが、現実をしっかりと知って頂ければと思います。たまごのありがたみもわかるはずです。

①「卵」から「ヒナ」へ(「孵化」の過程)

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「受精」した「たまご」を「孵卵器」に入れ「摂氏38度」くらいで温める

温めはじめて「約18時間」で、「消化器官」が出現する

「約20時間」経過すると「脊髄」が、「約21時間」で「神経系」が形成される

「約22時間」で「頭部」が、「約24時間」で「目」が形成される

「約24時間」経過したころに「心臓」が形成され、「約42時間」後には「心臓の鼓動」がはじまる

「孵卵器」に人れて「8日」で、「羽毛」が発生する

「10日」で、「クチバシ」が硬化してくる

「21日」で、自らの力で「カラ」を割り、「ヒナ」の誕生を迎える

②「ヒナ」から「成鶏」へ

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「孵化」した「ヒナ」(「初生ヒナ」と呼ばれる)は、すぐに餌を食べるわけではなく、「約50時間」は自分の腹部に包み込んでいる「卵黄」を栄養として消化して、エネルギーを補給しながら「消化器官」の発達を待つ

「孵化」後、「48~50時間」くらいで、初めて「餌」を食べはじめる

「ヒナ」の成長につれて、「幼雛期」「中雛期」「大雛期」と呼ばれる時期を経る

「孵化」から「約4ケ月」を経過すると「成鶏」となる

「4ヶ月」くらいから「たまご」を産みはじめるが、このころの「たまご」を「初たまご」という

③産卵期(採卵期)~淘汰

「たまご」を産みはじめてから、「養鶏場」では「約1年6ヶ月」ほどの間、「たまご」を産ませる

「養鵠場」の「鶏」の生は、「誕生」してから「約2年」という短い期間で幕を閉じ、「最終処分業者」が引き取る(「鶏」の寿命は、実際には「15年」くらいですが、通常、「採卵用」としては、「エサ」の量に対する「採卵量」や、産まれる「たまごの質」の観点から、「生後2年」までの「若い鶏」が用いられる)

「採卵期間」を終えた「鶏」を、「最終処分業者」が引き取ることを『淘汰する(とうたする』といい「処分される鶏」を「淘汰鶏」と呼ぶ

この「淘汰鶏」の「肉」は、「ソーセージ」に混入されるなどの「食肉用」や「ペットフード」などの加工品の原料となる(一部は「親鶏」として、食用になる)

各業者の役割

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「鶏」が「孵化」してから「淘汰」されるまでには、いくつかの専門の業者が介在しています。
①種卵業者~「種卵(しゅらん)」(採卵用のヒナとなる「たまご」)を「種鶏(しゅけい)」から採る
②孵化業者~「たまご」を「ヒナ」に孵す(かえす)
®育すう業者~「ヒナ」を「産卵直前の成鶏」まで育てる
④採卵業者~「産卵期」に「たまご」を産ませる
⑤最終処分業者~「淘汰鶏」を扱う
となります。
 
 
このように私たちが頂いている卵はさまざま業者が携わっており、また鶏の命を頂いていることを忘れてはなりません。卵には本当に感謝感謝ですね。