100点満点のたまご

「たまご」には「タンパク質」や「カルシウム」「鉄分」など豊富な栄養素が含まれています。また、人の体内で作ることができない「9種類」の「必須アミノ酸」をバランス良く含んでいる、すぼらしい食品です。特に、「たまご」の「タンパク質」は非常に良質で「タンパク質」の栄養価を表わす基準「プロテイン・スコア」 (Protein score)と「アミノ酸スコア」 (Aminoacid score)は、ともに満点の「100」で栄養学的に優れた食品とされています。
 
 
ちなみに、「タンパク質」を漢字で書くと「蛋白質」であり、この「蛋」という字は中国語で「たまご」を意味しています。中国料理の1つに、 「ピータン」という「アヒルのたまご」を使った料理があり、この「ピータン」も「蛋」の字を使い、「皮蛋」と書きます。

たまごとコレステロールについて

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こんなに優秀な「たまご」なのに、「コレステロール」が含まれているという理由から、「たまご」は1日に1個しか食べてはいけないといった誤解をしている人が意外と多いのですが、これは間違いです。
 
 
「たまご」には、「コレステロール」を除去する作用のある「レシチン」が多く含れているため、毎日2個の「たまご」を食べても、ほとんどの人は血液中の「コレステロール値」が上がらないという研究結果が出ているのです。
 
 
また、平成12年7月に、アメリカの「たまご栄養学センター」のセンター長であるドナルド・マクナマラ博士は「たまご」の「摂取制限」は必要ないと発表して学会の注目を集め、日本でも講演を行ないました。この博士は約10万人の人を対象に、「l日に2個以上食べるグループ」と「1週間に1個未満のグループ」を比較し、「心臓病発生率」に差があるか調査しました。この結果、有意な差は見られませんでした。
 
 
ただし、体質によって「『コレステロール値』の上がりやすい素因をもつ人」や「アレルギーの人」 「脂質異常症の人」など摂り過ぎに注意したほうがよい方もいます。そのような方は専門の医師に相談するといいでしょう。
 
 
もともと、「『たまご』が『血中コレステロール』を増加させる」と誤解されるきっかけとなったのは、 1910年代に旧ソ連のロシアで行なわれた、「ウサギ」を使っ実験でした。「ウサギ」に「たまご」を与えて、その「血中コレステロール値」を測定したのす。しかし、“草食動物である「ウサギ」に、動物性の脂肪を含む「たまご」を食べさせれば「コレステロール値」が増加するのは当たり前であると、科学者の間で疑問視され、信頼できないものと判定されました
 
 
まぁ今考えれば当たり前の話だと思いますが当時はこのような実験からたまごが悪者扱いされてしまったことがあるのも事実です。
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