卵と脳の関係

今、ひそかに注目を集めているのが「卵」=「脳」=「記憶力」です。ここをちょっと詳しく説明したいと思います。最近、新聞や雑誌で「卵黄コリン」の話題や広告をよく目にします。「コリン」とは、「リン」を含んだ「脂質」の一種で①「細胞膜」を構成する ②「細胞」の中に「栄養素」を取り入れる ③「細胞」から「老廃物」を排泄させるといった役割をもつ物質です。
 
 
具体的には、「コレステロール」を調整するなどの「脂質代謝」や 「肝機能の改善」といったことを行なっており、注目されている成分です。また、「神経細胞の伝達」に重要な役割を果たしているのが、「コル」から合成される、「アセチルコル」と呼ばれる物質です。
 
 
そして 「卵黄コル」と言うのは、「卵黄」に含まれている「コル」のことです。最近、「ビタミンB12」と同時に摂取することによって、 「脳」の中で「アセチルコル」が効率良く合成されることが確認されました。これによって、より多くの「信号の伝達」が可能になり、 「脳を活性化させて記憶力もアップ」し、「脳の老化やボケ防止に有効」と各方面から注目されています。まさに卵って「スーパーフード」ですね!

卵と「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」の関係は?

「骨組鬆症」とは「骨の組織」がスカスカになって「骨折」しやすくなる病気で「成人病」の1つと言われています。人間の体が「骨」を作るうえで必要な「栄養素」としてば「がレシウム」が有名ですが、実際は、「タンパク質」の働きが重要なカギを握っています。
 
 
そのうえ「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンK」、さらに「鉄分」「マグネシウム」「亜鉛」「リン」など多くの「栄養素」の助けが必要です。「たまご」の中には、上記のうち、「ビタミンC」を除いたすべての栄養素が含まれています。こうした理由から、「たまご」は「骨粗髭症」の予防に役立つと言われているのです。

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卵が風邪によいというのは本当?

「塩化リゾチーム配合」を前面に出した「風邪薬」が増えているのをご存知でしょうか。この「塩化リゾチーム」の原料は、「たまご」の「白身」に含まれている「リゾチーム」という「酵素」です。
 
 
1922年に、「ペニシリン」の発見で有名なフレミング氏によって「リゾチーム」が「細菌」を溶かす「酵素」であることが突き止められました。「リゾチーム」の薬効の特徴は、① 「細菌」の「細胞壁」を分解して殺してしまうことと、 ② 「免疫力」を高めるメカニズムをもっていることです。「卵白」中には、「0.3-0.4%」の「リゾチーム」が含まれているので「風邪」を引いたら、「たまご」で栄養補給するという考え方はとても理に適っていると言えます。
 
 
「リゾチーム」は現在、広く「一般医薬」に使われており、「風邪薬」はもちろん、「歯周病予防剤」「目薬」などでも大活躍しているのです。「たまご」は、このように、「食用」としてだけではなく、「医療」の分野でも役に立っているのです。

卵の殻も実は栄養満点?


「たまごのカラ」(卵殻)は、「約94%」が「炭酸カルシウム」で「カルシウム」の補給には大変良いのです。一般家庭でも「カラ」が出ますが、何といってもたくさん出るのは「液卵」を作っている「液卵工場」や、「マヨネーズ工場」です。再利用については、いろいろと考えられていて、砕いて「粉」にしたものや、それを固めて「カルシウム剤」としたものが、実際に販売されています。
 
 
「たまごのカラ」をパウダー状にした、料理に加えるための「ふりかけたまごがレシウム」 (東洋キトクフーズ)という商品も売っています。また、「スナック菓子」や「麺類」に混ぜて使われることもあります。「スナック菓子」の成分表示に、「卵殻がレシウム」と書いてあるものがあり、これは「栄養強化」と「口あたりを良くする」のに、効果があります。
 
 
また、「卵殻」は「黒板用のチョーク」や「運動場のライン引き」などにも、加工利用されています。

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