交尾なしでたまごを産めるの?

にわとりの卵の疑問によくあるのが「交尾なしでも卵を産めるのか?」と「1日に何個産めるのか?」がよくあります。さっそくこの疑問に答えたいと思います。
 
 
まず「鶏」は、「交尾」をしてもしなくても、「約25時間に1個」の割合で「たまご」を産みます。理由は「鶏」の「産卵」は、いわゆる「排卵」ですから、「交尾」とは無関係なのです。「交尾」をしていれば「有精卵」 (受精した「たまご」)が産まれ、 「交尾」をしていなければ「無精卵」が産まれます。(有精卵・無精卵についてはこちら
 
 
最近は、「有精卵」が「特殊卵」として売られています。「スーパー」などで売っている「普通の『たまご』」は、「雌鶏」のみが、「ケージ」と呼ばれるカゴの中に「1~2羽」ずつ入れられていて、「無精卵」を産んでいます。

鶏はどうして毎日のようにたまごを産むの?

「鶏」の祖先は「赤色野鶏」だと考えられています。「野鶏」は今の「採卵用の鶏」と違って、年に数個の「たまご」を産み、温めて「ヒナ」を購していました。
 
 
それらの「鶏」の品種を改良した結果、今のように1日に1個の「たまご」を産む「鶏種」(品種)が誕生したわけです。また、「鶏」の「産卵」(排卵)には光線(太陽の光)が重要な役割を果たしています。「光」が「視神経」「視床下部」「脳下垂体」と伝わり、「性腺刺激ホルモン」の分泌を促進することによって、「卵巣」が発達します。
 
 
生物は本来、子孫を残すことを目的として「たまご」を産み(排卵)ますが、今の「採卵用」の「養鶏場」では「たまご」を産むと、すぐにカゴの外へ転がっていくので「ケージ飼い」の「鶏」は、「たまご」を抱くことを知りません。烏は「たまご」を抱いている間は次の「たまご」を産まないため、このような仕組みは、非常に効率がいいのです。「品種改良」の結果と、「鶏」の今の生活環境が、たくさんの「たまご」を産むようにしたのです。

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孵化の過程における役割

「孵化」の過程における「卵黄」と「卵白」の役割は、次の通りです。
■① 「卵白」の役割
「卵白」は、「ヒヨコ」の索になる「胚」を「雑菌」から保護する役目があります。「卵白」中には「リゾチーム」という「風邪薬」の素にもなる溶薗作用のある成分が含まれています。
 
 
これによって「たまご」の中に「細菌」が侵人するのを防いでいます。また、「卵白」は栄養豊富な「タンパク源」(プロテイン)なので、「ヒヨコ」が成長するため(「胚」が細胞分裂して「ヒヨコ」になるまで)の「栄養補給源」となります。
 
 
■②「卵黄」の役割
卵黄」は、「ヒヨコ」が「孵化」したときは、「ヒヨコ」のお腹の中に取り込まれています。「ヒヨコ」は、「誕生」から「消化器官が安定」するまでの「約50時間」は、エサを食べません。
 
 
この間は、お腹に取り込んだ「卵黄」の栄簑を使って成長するのです( 一部は、「孵化」までの栄養補給に使われます)。魚の「鮭」について、「稚魚」が「たまご」から孵ったときに、お腹に「イクラ」の栄養分を包み込んでいるのを見たことがあると思いますが、これとよく似ています。

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ヒヨコの雌(メス)雄(オス)の判別の方法は?


「ヒヨコ」(ヒナ)の「雌雄」の鑑別は、「購化場」で「ヒヨコ」が産まれた直後に、「初生ひな鑑別師」が行ないます。「食肉用の鶏」である「ブロイラー」では「雌雄」は無関係です。しかし、「採卵用の鶏」 (レイヤー)にとってば「たまご」は「メス」しか産めないので「雌雄」の鑑別作業は大変重要です。この鑑別作業には「正確さ」と「スピード」が大切です。
 
 
主な「雌雄鑑別方法」には、以下の3種類があります。
 
 
■ ①肛門鑑別法
「肛門鑑別法」は従来から行なわれている最も一般的な方法です。「ヒナ」の肛門の奥にある、「退化交尾器」の有無によって判定し、「小突起」があれば「雄」、無ければ「雌」ということになります。
 
 
■ ②翼羽鑑別法
「翼羽鑑別法」は、「鶏種改良」を行ない、「羽根の形」から「雌雄」を判別できるようにした方法です「ジュリア」という品種などが、この方法で鑑別されています。
 
 
■ ③カラー鑑別法
「カラー鑑別法」も、「翼羽鑑別法」と同じく、「鶏種改良」で「ヒナの外見」から鑑別を可能とした方法です。「イサ・ブラウン」という品種などが、この方法で鑑別されています。
 
 
そして最新の鑑別法はたまごにレーザーを当てるというものです。生まれてくる前に判別することがほぼ可能になってきました。

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