半熟卵で消化もばっちり

実は卵は、調理法によって、消化吸収の時間が違います。もっとも消化がいいのは、半熟の状態です。ですから卵の効果的なとり方として、体調が悪い方、会社でストレスを感じている方、成長期のお子さんや受験生、あるいは深夜に小腹が減った時は、半熟卵がおすすめです。
 
 
胃腸は副交感神経が優位の時、つまりリラックスした状態でないと消化がしにくいのです。ですから心身にストレスが強い時は胃腸の動きが悪く、消化不良を訴えることもあるので、消化に良い半熟卵がぴったり半熟卵のいいところは他にもあります。栄養価が高い黄身の部分が生に近い状態のため、熱で壊れてしまう栄養の損失も少なく、栄養価の高いまま食べることができます。
 
 
半熟状態での食べ方は、ベースはゆで卵の半熟。目玉焼きは黄身が流れる状態で。スクランブルエッグは、湯煎にかけて作ると半生状態できれいに仕上がります。温泉卵もいいですね。近頃はコンビニで温泉卵を売っているので、ランチにもう一品と思ったら、お弁当と一緒に卵を加えてみてください。
 
 
定食に温泉卵、パスタに温泉卵を混ぜて、即席カルボナーラ。会社への持ち込みランチの場合は、インスタントのお味噌汁に温泉卵を落として、1品追加のお弁当を食べるよう工夫すると栄養バランスが良くなります。

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固ゆで卵はダイエットにお勧め!


半熟に比べて、消化時間が長くかかるため、その分、腹持ちのいいのが固ゆで卵です。焼いてもゆでても、白身も黄身もしっかり固める調理法です。全熟の卵料理は、胃での消化が3~④時間かかるので、空腹感を感じにくくダイエットしたい人にも向いています。
 
 
ステーキや卵もウエルダンのような固まったたんばく質を好む人は、胃が元気な人ですから、間食などのおやつに固ゆで卵を選ぶと、脳の低血糖状態も起こさず、脳がリラックスして長時間集中した勉強や仕事ができると考えています会社員で、ありがちなのが丼や麺の単体のランチ。
 
 
私はこれを井だけ、麺だけと呼んでいますが、これは栄養的にも貧しいですし、ランチ後眠くなりパフォーマンスも落ちてしまいますので、これに一品卵を付けることをお勧めします。その時の体調で、半熟か固ゆでかを選べば完璧。快調な日やダイエット中なら、固ゆで卵。体調がなんとなく悪かったり、ストレスが多い時は、半熟卵。
 
 
たとえば、牛丼に半熟卵や温泉卵を付けて。おそばには、卵を落として月見そばに。日々の生活の中で不足しがちなたんばく質を、卵を一品付けることで解消したいものです。

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完全栄養食品、卵の栄養をそのままとれるのが生卵


完全栄養食品といわれる卵の栄養を、あますところなくとれるのが、生卵です。熱を加えると、残念ながら壊れてしまう栄養素もありますので、生で食べることがもっとも栄養素のロスがありません。日本で売っている卵は、外国と違い、極めて衛生状態がいいので、生で食べるのに一向にさしつかえがありません。
 
 
どんどん生で食べてください。生卵や卵かけご飯に加え、最近流行のスムージーに生の卵を割り入れれば、一気に栄養価が上がります。ただし腸の弱い方や、貧血の方、抵抗力が弱く、腸が成長過程の2歳以下のお子さんは、生で食べるのは黄身の部分だけにするといいでしょう。
 
 
もともと白身は、黄身に雑菌が入らないようにゲル状で守っているので、黄身は赤ちゃんでも生で食べて大丈夫です。黄身は脳の成長を促進する重要な栄養素、レシチンが豊富ですから積極的にとってほしいです。ここで2歳以下のお子さんでも安心して食べられる、卵かけご飯の作り方を伝授しましょう。

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あっあつのご飯をよそったら、まず生の白身だけを入れ、ぐるぐるとかき混ぜたあと、そこへ生の黄身を入れます。白身にあっあつのご飯の熱が加わり固まりますので、細菌のリスクを抑えられ、不安のない「時間差卵かけご飯」になります。
 
 
逆に生卵が苦手な人が、卵の栄養を完全にとる方法もあります。私はよく作りますが、市販のだしつゆを浅めの密閉保存容器に入れ、そこへ、黄卵のみを入れて冷蔵庫に入れます。1~3日で黄身の回りが固まりますので、あとでメニューに合わせて取り出し、冷や奴にのせたり、焼き野菜のつけだれ、焼き肉のたれなどで食べるといいでしょう。生卵が苦手な方は試してみてください!
 
 
とにかく栄養豊富な「たまご」これを毎日摂取しないのは非常にもったいないです。ぜひ生活の一部として「あ!今日そういえば 卵たべてないな~」という考えになったらしめたものです。今日からしっかり始めればきっと1年後5年後10年後とあなたに何かしらプラスのことが怒っているはずです。
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生卵は、古くの日本の食文化


実は生卵の食習慣がある国は、世界にあまりありません。特に生卵を飲むのは、日本と映画の中のロッキーだけ、などと言われるほど少ないのです。日本では昔から、卵かけご飯はおかずのない時代のごちそうでしたし、今は、そのための醤油がたくさん店舗に並んでいるのも、日本ならではの光景といえます。
 
 
卵かけご飯のほかにも、すき焼きなど、日本食には、生で卵を食べることが根付いています。卵だけでなく、日本は魚も刺身にして生で食べますし、食文化が「生食」文化なんですね。海外では、卵の殻や白身にサルモネラ菌が繁殖し、食中毒を起こすことがあると思われていて、生ではほとんど食べません。
 
 
ちなみに海外のホテルでゆで卵のゆで時間を聞かれるのは、自己責任で食べてくださいという意味だそうです。日本ではもともと卵を生で食べる文化があったためか、衛生管理の基準が厳しいので安心です。
 
 
賞味期限も明記されていますし、これは生で食べても大丈夫という目安です。火を通せば、期限が多少過ぎても問題ありません。放し飼いの鶏の卵や、ホルモン剤の入っていないエサを食べさせた鶏の卵など、今は高級な卵もたくさん選べますが、スーパーで売っているごく普通の卵が、いくらでも生で食べられるというのは、日本に住んでいる大きなメリットだと思います。

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