貝類と卵は最高最強のパートナー

前回「隠れ貧血」についてお話ししましたが、これは伸び盛りの子供たちも例外ではありません。まず伸び盛りや成長期の女の子は、身長が伸びている時から貧血が隠れ始めますが、初潮を迎えると、さらに貧血症状はひどくなる子が多いです。
 
 
理由は食事からの鉄不足とともに、毎月の生理で少しずつ慢性的に貧血が悪化していきます。ゆっくり進行するので、貧血は重篤になるまで、気がつかないのですが、本来持っている能力が少しずつ低下していきます。集中力が低下し、勉強での記憶量が低下したり、スポーツでの疲れが早かったり、髪が抜けやすく、風邪をひきやすくなったりします。
 
 
また男子も中学後半から身長が伸びる傾向があり、女子ほどでなくても隠れ貧血はあります。そして身長の伸びが止り隠れ貧血がなくなった途端、勉強ができるようになることが多いのです。これら貧血対策には、前の項でも述べましたが、たんぱく質と鉄分が必要です。
 
 
鉄とたんぱく質がたっぷり入ったあさりや牡蠣で、貧血を予防するヘム鉄・亜鉛メニューです。牡蠣と卵のコンビは台湾料理の牡蠣のお好み焼き風オムレツが有名ですが、ここでは、手軽で簡単な韓国風のレシピをご紹介します。

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牡蠣のジョン


ジョンは、食材を卵液にからめてフライパンで焼く料理です。牡蠣の下ごしらえは、片栗粉で牡蠣を色が透明になるまで洗い、塩水に少しっけておきます。
 
 
そして、水を切った牡蠣に酒大さじ1とごま油2分の1をふってなじませ、全粒小麦粉をまんべんなくつけます。そして、大葉を混ぜた卵に粉をつけた牡蠣を、フライパンにごま油をひいて焼きます。食べる時は、レモンを絞り、塩か醤油をお好みでつけてください。
 
 
ヘム鉄の補給として牡蠣を提案しましたが、食べる時にレモンやポン酢などビタミンCと一緒に食べると、鉄の吸収がアップします。鉄やカルシウムなどは、とても吸収の悪いミネラルです。ここでも、植物性ではほとんど吸収が期待できないので、たんぱく質に包まれた動物性の鉄分にビタミンCの組み合わせが効果的です。
 
 
ヘム鉄に卵のコンビでさらに、鉄吸収を高めましょう。食べたものが、血液にならないともったいないので、同じ食材でも、食べ合わせで効率よいメニューにしたいですね。その他、あさりの味噌汁に落とし卵をしたり、ボンゴレパスタをお皿にとって、卵をからめた即席カルボナーフ、牡蠣の味噌鍋のあとに、胚芽米で卵のおじゃにするなど、一手問でできる貧血対策メニューもお勧めです。
 
 
【材料】
牡蠣(加熱用)・・・1人5個
卵・・・2個
大葉のみじん切り・・・3枚分
片栗粉・・・適量
ごま油

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